適応症状

恥骨 骨折

以前から来られている方で

ランニングをしていまして、龍馬マラソンも何度も出場するくらい続けている中で

きつい練習を行った後に恥骨の部分がとても痛くなって

そのうちに治るだろうと思っていたのがなかなか回復しないので

当院に来られました。

施術を行うと痛みが軽減して少しづつ動く事が出来るので痛くない範囲での運動を進めていましたが

ご自身で走りたくなったようで長く走ってしまったところ

その時は痛みはありませんでしたが、

後になって痛みが出て来てとても痛くなったので病院へ行き検査をしていただきました

MRIをみると薄く骨が白くなっていて、

疲労骨折と診断され2か月~3か月安静にするようにお医者さんより言われました。

今回、施術前に歩行では痛みはなく

仰臥位で

両足を挙上すると約30cmほどで痛みがでました

上体を上げていくと同じく約20cmほど体を上げたあたりで同じ場所に痛みが出ました

施術として

硬膜調整から仙腸関節を仰臥位で緩め

股関節の可動域を調整

その後、大腿四頭筋と内転筋の筋膜調整

一度 両足を上げてみるとだいぶ上まで上がるようになり痛みも軽減しました。

上体を上げると変化はあまりないので

恥骨につながっている腹筋群の筋膜の調整を行ってから

上体を上げていくと最初より上がるけれども痛みがありました。

座位で仙腸関節の調整を行ってから

もう一度上体を上げると一段と痛みが改善して上体を上げる事が出来ました。

疲労骨折を直接アプローチづることは出来ませんが

そこにつながっている関節や筋肉を調整することで

動かすときの痛みが改善しました。

改善する事はその問題の骨折部分にはダメージが少なく生活する事が出来ますので

回復を手助けする事が出来ます。

お医者さんより完治していることを告げられるまでは無理をしないようにお願いします。

今年の龍馬マラソンは無理かもしれないとおっしゃっていましたが

これからの回復の状態ではまだ諦めないでほしいです。

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